広報誌は宝の山(1)

広報千代田 No.1370 平成26年(2014年)2月20日号
広報千代田 No.1370 平成26年(2014年)2月20日号

自治体が発行している広報誌にはとても貴重な情報がたくさん掲載されています。イベントや相談会、職員の募集など、市民にとって関心の高いと思われる情報が厳選され、コンパクトな紙面にまとめられています。

 

しかし残念なことに、広報誌は市民になかなか読んでもらえません。それ以前の問題として、市民に紙面が届いていなという現実があります。広報誌の主要な配布ルートは大きく2つあります。1つは新聞折り込み、もう1つは自治会を通じた配布です。こうしたチャネルが社会の変化、市民のライフスタイルの変化によって次第に機能しなくなってきました。

 

皆さんご存知のように、新聞購読率は約50%に低下しています。自治会の組織率は今でも高水準を維持していますが、活動に参加する市民の割合は急激に低下しています。活動しない形だけの自治会が次第に解散に向かっていくことは容易に想像できます。

 

こうした社会的変化に対して、自治体の広報担当部門はさまざまな手を打ってきました。例えばシルバー人材センターに依頼して全戸配布を行ったり、駅や公共施設などに広報誌を置き手に取れるように工夫してきました。さらに紙だけではなく、電子化されたPDFやテキスト、さらに音声や点字といったさまざまな方法によって、情報ができるだけ市民に届くよう努力を重ねてきました。

 

しかし、依然としてマンションの入り口に置いてあるゴミ箱は広報誌で溢れ、「広報誌?、読んだことないなぁ」という市民の数はなかなか減りません。一方で市民の多くは、自治体が市民に対して価値ある情報をタイムリーに届けてくれていないことに不満を持っています。情報を届けたい自治体と情報を必要としている市民、この両者をつなぐ情報チャネルに大きな問題があることは明らかです。

 

東 富彦

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